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WHY ホウ酸?

時にその取引額が数億円ともなる銘器ストラディバリウス。

その制作に「ホウ酸」処理されていた事実をご存じですか?​あなたの大切なお住まいにも銘器と同じ処理をしませんか!

ホウ酸処理について
 

なぜ銘器と呼ばれる木製の弦楽器が何百年もの長期保存に耐え、今でも多くの人々を魅了する素晴らしい音色を奏で続けられると思いますか?

 

どんなに保存が良くても木製ですので腐ってしまったり虫に喰われたりするのが本来普通なのではないでしょうか。

 

特殊な樹種が使用されているわけでもありません。

むしろ、ヴァイオリンやギターなどの弦楽器に使用されている樹種は、スプルースと呼ばれる建築資材の中では比較的安価な材料です。

2×4(ツーバイフォー)住宅にも使われているので有名です。

 

米国の科学者でストラディバリウス研究の第一人者でもあるナジバリー教授は、その秘密がホウ酸(ホウ素)であることを発見し、今では自らホウ酸処理したナジバリー・ヴァイオリンの製造販売に至っています。

 

その音色の秘密には、木材の細胞レベルの小さな孔に、ホウ素化合物が隙間なく入り結合して硬度が増すことがあるようです(※諸説あり)。

ゴルフクラブにも飛距離が増すそうで樹脂にホウ酸が注入されます。

 

ホウ酸(塩)は米国カリフォルニア州やメキシコの鉱山から産出されるまったくの自然素材です。日本でも目の消毒時にかつてはホウ酸が利用されていました。またキャビアの保存剤には今でも使用されています。

 

ホウ酸は古来エジプト時代から難燃剤としても使用されています。

原子力発電所の爆発事故時に耳にした方も多くおられるかと思います。

 

防腐剤、防カビ剤、難燃剤としても広く利用されています。自然素材の断熱材である新聞紙からリサイクルしたセルロースファイバーや、羊毛断熱材にもホウ酸は使用されています。

 

"BORATE"(ホウ素)から派生した"BORAX"と言えば、米国の主婦には洗濯用洗剤の代名詞であり、それだけ衛生的で安全なものと言えます。

 

その気になる危険性(経口毒性)は、塩と同じレベルで、体重60kgの人が200g飲み込むと危険で、現実にはあり得ないですがほ乳類が仮に誤飲してもほぼ100%が腎臓で処理されます。

高濃度ホウ酸塩処理について

当社が手掛ける高濃度ホウ酸処理は、この安全な自然素材である「ホウ酸(業務用)」を厳格な施工マニュアルでの管理のもと、専門知識とノウハウを有する施工員が業界最高の高濃度かつ十分な量を建物の全構造体に噴霧・処理することにより、シロアリはもとより、腐朽菌や、腎臓を持たない各種昆虫類・害虫類一切の予防を可能としました。

ゴキブリやキクイムシ、ノミやダニへのアレルギー問題に苦慮される方にも最適です。

その効果は在来種の地下シロアリと呼ばれるヤマトシロアリやイエシロアリのみならず

外来種のアメリカカンザイシロアリのような飛来する種にまで及びます。既に南は沖縄九州地方から北は東北地方の一部まで生息していますので注意が必要です。

これにより基礎天端から1mの一般的防蟻防腐処理では不可能とされた脅威から建物を守り、同時に腐朽菌も死滅させることで木造建物の二大劣化要因であるシロアリと腐れの両方から守ることが可能となります。

またホウ酸は揮発せず効果が永続することも大きなポイントです。

これまでの農薬由来の薬剤や、他の自然由来の薬剤では短期間で揮発してしまい効果が実質無くなりますが、床下や天井裏、壁の中を住みながらの再施工は殆ど不可能です。

ホウ酸なら効果が永続しますので、ずっと安心が続きます。銘器ストラディバリウスのような、本当に「長期」に亘り「優良」な「住宅」の実現が可能となるのです!

耐震性能や気密性能なども将来に亘って健全な構造が維持されてこその話です。

もちろん「長期優良住宅」や、住宅性能評価の「劣化対策等級の等級3」にも認定対応しており、業界最長の「15年保証」の付保も可能です。

高気密・高断熱住宅や各種換気工法にも空気を汚さないホウ酸処理は問題ありません。

基礎断熱工法や、床下エアコン、パッシブ換気、更にはパッシブハウスにも最適です。

実際、白蟻の存在しない寒冷地の北欧でも腐朽対策としてホウ酸が使用されています。

温暖地のハワイでは州で法制化され、他の薬剤が使用禁止になっていることから事実上ホウ酸処理一択の状況です。

 

世界的にはホウ酸による防腐防蟻処理がもはや常識で日本だけガラパゴスの状態です。

そもそも屋内に農薬由来の薬剤を撒くことは人体に危険で禁止されていることが多く、日本は完全に遅れを取っています。私どもは大きな危機感と使命感を感じております。

 

国内主流の農薬系薬剤(ネオニコチノイド)の危険性については以下もご覧ください。

 "NO!ネオニコ" http://no-neonico.jp 

 

なお、仮に天然素材や自然素材でも防腐防蟻効果がない(炭など)又は揮発してしまい効果が持続しない(ヒバ油など)ため注意が必要です。住みながら再施工は困難です。

 

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